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- いい話
皆さん お早う御座います。朝空も冬模様になってきましたね~
さて 少し感動した話を拾ってきましたので、転記しますね 読んだ後少し考えて見て下さい。
【祖父の恩人】
仕事でどうしようもないミスをしてしまい、次の日に仕事に行きたくないと鬱ぎ込んでいた時の事だ。
家に帰りたくなく、仕事帰りにいつもは乗らない電車に乗って他県まで行ってみた。
そこの大き目の駅で降り、お腹が空いていたので飲み屋に入ったんだ。
サンマ定食とビールを頼んでぼんやりと俯いていると、隣席のおじいさんに話し掛けられた。
随分と負のオーラが出ていた自分が心配だったそうだ。
白髪で薄い髪だったが、左目の下に大きな古傷が印象的なおじいさんだった。
仕事の話をしても仕方ないと思いつつ、聞いてもらえるのが嬉しくてべらべら愚痴ってしまった。
終いには嗚咽交じりになってしまった自分の背中をさすってくれて、私が泣き止むとウーロン茶をご馳走してくれた。
その時、こう言ってくれたんだ。
「私が君くらいの時は戦争があったから、仕事の悩みなんてなかった。
でも恐い上司は居たよ(笑)。それと大事な部下もね。
君が悩んでいるのは仕事に真剣に取り組んでいるからなんだ。その事を自信に思って欲しい。
いつか君が部下を持った時に君が守ってあげられるよう、今は辛いが挫けてはいけないよ」
それから戦時中の話(陸軍の小隊長としてビルマという所で戦っていたそうだ)をしてくれた。
地雷原を突破する時にもう絶対駄目だと思った事、それでも生き残れた事を静かに語ってくれた。
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