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- クラウンに衝突、修理代70万円…イノシシ捕獲「一刻も早く」
皆さん お早う御座います 高島 まこと です
まぁ・暑いこと・・・言わないって思っていても・・・・
さて・西日本新聞の記事ご紹介します。絶対採るって言う執念なんでしょうね
農家の人も一安心と思います
ここから新聞の記事です
「街がすみか―追跡・イノシシ特命取材班」
苦節10カ月、ようやく捕まえた。 福岡県筑紫野市の北東部、原(はる)地区は宝満山(829メートル)などの山々に囲まれ、田園風景が広がるエリアだ。 【写真】イノシシに衝突された知人のクラウン 同市の八尋一男さん(71)は2021年9月から、箱わなを地区に設置してきた。今年6月29日朝、箱から逃れようともがき、鼻から血を流すイノシシの成獣が初めて入っていた。60キロ規模とみられる。 八尋さんは民間企業を定年退職後、原地区を含む御笠地域の街づくり組織の会長などを経て19年4月、市議に初当選した。地域を回るうちに、住民から「イノシシの被害がひどい」との声を多数聞いた。
20年7月、被害状況を聞き取るアンケートを農家などに配った。タケノコ、イモ、スイカ、カボチャ…。75人からの回答にはあらゆる農作物が食いつぶされている現状が浮かび、「耕作意欲が失われてきた」との声まであった。 21年6月、農家を中心とした市民414人が、有害鳥獣対策の強化を求める陳情書を市議会に提出した。 「住宅地の至るところにイノシシが出没し、人的被害も懸念される。一般の方にも狩猟免許の取得を促す必要があるが、市はどのような取り組みをしているのか」。陳情を受け、市議会でこう一般質問した八尋さん。「まずは自分から」と同年7月、わな猟の免許を取得した。
◆ ◆ 狩猟免許を取得した2日後の夜。知人の男性が運転する乗用車にイノシシがぶつかってきた。男性にけがはなかったが、愛車の「クラウン」はバンパーなどが大きく破損。修理代は約70万円だったという。八尋さんは「一刻も早く、1頭でも多く捕獲せねば」と焦った。
箱わなは自宅がある阿志岐(あしき)地区と原地区の2カ所に設けた。ぬかと未熟米を混ぜた特製の餌を2日に1回、箱の中に置いた。
イノシシは、なかなか捕まらなかった。赤外線カメラを設置し、わなに近寄るイノシシの動画を撮影。わなに入って餌を口にしてはいくものの、閉じ込める柵につなげるひもの位置が良くないのか、捕獲できない日が続いた
設置から10カ月たった今年6月中旬、柵がうまく下りた。しかし映像には、閉まる前にぎりぎりで逃げていくイノシシの姿。その動画を研究し、ひもの位置を少しずらしたところ、待望の1頭目を捕らえることができた。 近所に暮らす大谷達男さん(81)も捕獲を心待ちにしていた。「夜中に1人で出回るときは木の棒を持っている。突撃されてきたときのためですよ。1頭でも捕獲できてまずはよかった」と安堵(あんど)した。 「主に駆除を担う猟友会のメンバーは高齢化している。イノシシを解体したり、埋設したりする作業も本当に重労働だ。狩猟の担い手の確保、肉の有効活用など、やらなければならないことだらけだ」 市議会で何度も害獣被害について質問する八尋さんに付いたあだ名は「イノシシ先生」。人的被害が発生してからでは遅い-。今後も、自ら現場に足を運びつつ、市側に対応を促すつもりだ。(竹次稔)
【イノシシの生態と被害】
本州、四国、九州に分布し、雄の成獣は体重60~160キロ、雌は40~80キロになる。主に広葉樹林を好み、耕作放棄地にも出没する。雑食性で食欲も旺盛。雄は単独生活、雌はグループで行動する。出産は通常は年1回で春だが、秋に産む例も。警戒心と学習能力が高く、安全で食べ物が豊富な場所に出没を繰り返す傾向がある。嗅覚も非常に優れているという。雄は牙が大きく発達し、突進され突き刺さると、死亡事故になる場合もある。農産物被害額(農林水産省統計)は2020年度、最多の広島県で3億6000万円、2位の福岡県は3億1000万円に達した。人身被害(環境省統計)も16~21年度の合計で、兵庫県が1位の48人、4位の福岡県が23人だった。イノシシの特性については、専門書「実践野生動物管理学」(培風館)を参考にした。ここまでです
一言言わせて貰えば 猟友会など専門知識がある大先輩にまず聞いた方が
とても良い情報が得られたのではないでしょうか・・しかし猪や鹿など
は 毎年・毎年 子供が生まれますので・継続的な駆除が必要かと思います
では 行ってきます