髙島まことTAKASHIMA MAKOTO OFFICIAL WEBSITE

私は現在、辺法寺町に住んでいます。

私の住む地域でも防災について色々考える事が有ります。

最近のニュース等でも、近い将来東海地方で大地震が発生するかもしれないとの

話題があります。

皆様も記憶に残っているかと思いますが、平成19年4月19日12時19分に

亀山に大きな地震が発生しました。

ちょうど日曜日のお昼と重なっていたので

自宅にいた方も多かったのではないでしょうか。

市内の被害としては亀山城の石垣や、JR関駅の駅舎などの

一部倒壊が有りました。

私の家も食器棚などからコップや茶碗が落ちてきたり

仏壇の位牌が倒れたりと色々有りました。

もし万が一、私の住む辺法寺野登地区で橋が崩れる様な事が有りますと、

たちまち孤立地帯になってしまいます。

南に安楽川、北に矢島川が流れている地形なので、地震や

台風による大洪水などで橋が崩壊しますと孤立地帯になってしまいます。

先般も新聞報道でこの辺法寺近辺に大きな断層があることが載っていました。

しかし現実をとらえてみると市民の皆様は、

防災意識がまだまだ低いように感じられます。

大災害が起きてからでは遅いのです。

「あぁあの時災害に備えて避難所を確認しておけば良かった」

「非常食を準備しておけば良かった」・・後悔先に立たず・・では遅いのです。

この様な事態を避けるためにも防災重点地域として防災に強い街、

公共施設、インフラ整備を進めなければ成りません。

ただし防災対策はむやみやたらにするのではなく、その場所の生態系にも

十分配慮する必要があります。

崖崩れ防止策にしてもコンクリートで固める範囲を最小限にし、

まずは植林等の昔ながらの自然の力を利用し、

自然と共存できる方法を考えていかなければなりません。

また、市民の皆様も防災意識の高揚として常日頃から、

防災訓練等に積極的に取り組む事が肝心だと思います。

そのための訓練の場や機会を増やしていきたいと考えています。

災害はいつ発生するか判りません。

発生した場合、如何に被害を最小限に抑えるか、

市民の皆様の尊い人命を守るのかが私の仕事だと考えています。

次に救急、消防ですが、現在亀山市の消防署は、二カ所

野村に亀山消防本部が有り関町木崎に関消防署が有ります。

救急車の到着時間も問題になります。

亀山市の北部地域には分署等がないため、救急車の到着が

遅れてしまう恐れがあります。

心肺停止状態から救急処置を行うまでの時間が約3分までだと

生存率が約50%になるというデータがあります。

こういった事から早期の緊急医療体制の整備が必要かと思います。

救急だけでは有りません。

北部地域はみずきが丘、みずほ台、みどり町、アイリスヒルズなど

亀山を代表する大きな住宅地が密集しており人口も集中しています。

ひとたび火災が発生しますと被害は大きく広がってしまい、

初期消火の観点からも消防車の到着時間が重要となってきます。

市の総合計画にも北部地区分署計画も入っている様ですので、

早期実現していくよう働きかけていく考えです。