亀山市の福祉の一環として、七十五歳以上の方対象で一人あたり
年間一万円分のタクシーチケットの支給があります。
しかしこれも以前までは、同居家族が居る家庭では支給対象外でした。
息子夫婦が同居している家庭でもその夫婦が共働きだったら・・
平日の昼間は病院等に行きたくても行けないのです。
仕方なく近くのバス停まで行き少ない本数のバスで病院へ向かうという
大変不自由な思いをされて居る方もいました。
現在は、七十五歳以上の方であれば支給対象ですが、
申請をしないとタクシーチケットが頂けません。
なかにはこの制度を知らない方がいらっしゃるかもしれません。
これで本当に良いのでしょうか?
以前、障害者施設にお邪魔させて頂いた時の事です。
そこの施設は重度障害者の方を受け入れている所でした。
障害者のお母様にお話を聞くことが出来ました。
「今は私が何とか世話を出来ますが、やがて年と共に私自身も体力も衰えてきたら、
一体誰がこの子の面倒を看てくれるのでしょうか?」
大変切実な問題です。
もっと福祉に目を向け、この様な弱者の方に目を向けて行かなければなりません。
今後は福祉に対して手を差し伸べるべきだと考えます。